10月26日(水)から11月12日(土)まで、学内2会場で「世界児童画展」を開催しています。
3歳から5歳までの子どもが描いた作品50点(国内作品30点、海外作品20点)を展示中です。
「世界児童画展」は、1970年に大阪で開かれた万国博覧会を機にスタートし、大人の強制や干渉によらない、”こどもたちの心が素直に表れている児童画”を理念としています。 それは、こどもたちの自由で飾らない表現の中にこそ、生き生きとした姿を感じることができ、それがこどもたちにとって未来につながる生きる証になるからです。
10月26日には、幼児教育学科2年生3クラスが「教職実践演習」の授業の一環として鑑賞しました。
2年生は昨年も鑑賞していますが、全ての実習を終えた今見ると、絵を通して子どもの姿や思いがイメージできるようで、じっくりと時間をかけて鑑賞している様子が印象的でした。
《感想より》
- じっくりと作品を見ていると、子どもの思いが伝わってきて、絵を描いた子どもと話をしているような感覚になりました。
- 「楽しかったんだよね」「ママとパパが大好きなんだね」「子どもたちもコロナと向き合って過ごしているんだな」などという思いが伝わってきた。
- 1年生の時は「この絵が上手だな」という目で見てしまっていたけれど、今回は、無意識のうちに子どもの気持ちを感じながら見ていました。絵から子どもの気持ちを少し考えられるようになっている自分自身に成長を感じました。
- 絵を読む力が強くなったように感じました。
「世界児童画展」開催にあたり、公益財団法人美育文化協会のご協力をいただきました。