アウトドア演習で「サイクリング」と「火おこし体験」を行いました

2022.05.16 ビジネス実務学科

 

5月7日、ビジネス実務学科の集中授業「アウトドア演習」の「手取キャニオンロードサイクリング」「火おこし体験」を行いました。新型コロナウィルス感染状況を考慮して、今年度も、「火おこし体験」での野外炊飯をしない、宿泊を避けて日帰り、といった昨年度同様の活動となりました。

 

最初は、「白山青年の家」から「道の駅瀬女」を目指しての手取キャニオンロードサイクリングです。授業でのサイクリングは今年で8回目となります。今年度は美術学科の先生が2人も参加してくれました。次年度は美術学科もアウトドア演習を実施するそうです。

 

快晴の天気の下、サイクリングを楽しむことができました。登りが追い風で暑いくらいの気温でしたが、サポートカーが運ぶドリンクで細かく休憩を取りながら、全員が「道の駅瀬女」まで登りきりました。

 

昼食は、白山の恵が詰まったジビエのお弁当。地元で取れた自然の食材を使った弁当は、瀬女まで自転車で登ってきた疲れを吹き飛ばしてくれました。昼食後、片道完走のご褒美のソフトクリームも食べ、帰路につきました。

 

往路は登りばかりの道でしたが、帰りはほぼ下りなので、スピードを上げて一気に帰ります。綿ヶ滝は残念ながら工事中のため、滝の下まで降りていくことができませんでしたが、展望台から見える滝と峡谷に感動しながら帰って来ました。

 

白山青年の家に戻った後、急いで「火おこし体験」を行いました。若者に人気のBBQ。食べるときは盛り上がりますが、その前の「火おこし」は誰かがやってくれるものが定番です。ですが、本当は自分で火おこしできるとBBQがもっと楽しくなります。それと同時に、災害時など、避難生活を送らなければならなくなると「火おこし」は必須になります。今回は、ホームセンターで売っている道具を使い、様々な方法で「火おこし」の体験をしました。薪、炭の燃え方の違いを学び、薪のバトニング、麻縄で作る火口にファイヤースターターで火をつけフェザースティックに火を移すロマンあふれる方法から、煙突型火おこし器を使う簡単な方法まで、様々な方法を学びました。

 

グループ同士でお互い観察し合いながら、それぞれのやり方で工夫して火おこしに挑戦しました。今回の経験は今後のアウトドア活動に活かせる貴重な経験となりました。例年ならばおこした火で野外炊飯を楽しむところですが、今年度も昨年に引き続き感染症を考慮して、何も食べずにそこで終了となりました。

 

今後のアウトドア演習は、登山を8月31日~9月1日に実施する予定です。

 


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