第21回北陸三県絵画/デザインハイスクール選手権展の表彰式が、展覧会会場でもある金沢駅もてなしドーム地下広場で12月5日(日)に行われました。
授賞式冒頭、権田学科長より出品への感謝と受賞のお祝いが述べられました。
今年の応募作品点数は、15校181点。昨年が応募点数が過去最大の21校271点でしたので、今年に関してはここ数年毎年の出品点数の記録更新する流れが一旦落ち着いた形となりました。
出品いただいた作品は、油絵、日本画、イラスト、デザイン、マンガ、デッサン、写真など多岐に渡る表現方法で、高校生の活力を画面いっぱいに表現されています。
厳正な審査の上選ばれた受賞作の作者に対し、権田学科長より表彰状と副賞が手渡されました。
優秀賞以上の上位受賞作品には、本学科油画・日本画コースの教員である本山より講評がありました。作品の魅力や特徴的な技法について、表現の工夫などに関する話に受賞者や観客の皆様は興味深く耳を傾けていました。
コロナ禍で制作に大変な状況下でも、出品へ情熱を傾けて取り組んで頂けた高校生の皆様、そして日々大変な中をご指導に当たられた高等学校の先生方、また、お子様の美術活動にご理解いただける保護者の皆様にも大変感謝申し上げます。
金城大学短期大学部美術学科では、昨今県内外で行われる美術コンクールが減少傾向の中、高校生の美術活動に活力を与える機会を作るべきと考え、これからもこのコンクールを続けて参ります。
高校3年生には今後の活躍を期待し、高校1・2年生には皆様に是非来年度も挑戦していただきたいと激励をお伝えしました。
授賞式の後も個別に講評を求める高校生や、作品の前での記念撮影などで活気があり、大いに盛り上がった会となりました。
『第21回 北陸3県絵画/デザインハイスクール選手権展』
日時 令和3年12月3日(金)-5日(日)
場所 金沢駅地下 もてなしドーム