第6回「流通業実務家講師 講演」

2021.07.07 ビジネス実務学科

 

ビジネス実務学科では「食の商品化と流通」の授業において、フード業界の第一線で活躍されている6名の外部講師をお招きし、業界の仕組みやテキストには載っていない現場ならではのエピソードなどをうかがう「流通業実務家講師講演」を行いました。

最終回である第6回目、7月6日(火)の授業は、金沢のお土産に外せない加賀麩の代表的メーカーである株式会社 加賀麩不室屋の製造本部長 梅木正哉様と、社員の方お二人にお越しいただきました。

 

麩の歴史や製造の工程、料理方法に加えて、栄養価の高さと保存性という点から、京都以上に北陸が麩の生産や消費の中心であったことや、近年、再び麩が注目されてきていること、お洒落な不室屋カフェのお話など、興味深いお話をたくさんうかがうことができました。

 

講演直前に、「この後の2回の授業で学生たちは和食orイタリアンのメニュー開発の発表に取り組みます。」とお伝えしたところ、商品開発のポイントやその苦労話なども織り交ぜてくださいました。

学生から「お麩のイメージは京都府がとても強いのに、石川県が生産消費ともに全国1位で驚いた。」「いろんなお麩の食べ方を試してみたい。」「商品開発の貴重なお話が聞けて参考になった。」というような感想が寄せられました。

とても分かりやすく楽しいお話に加え、不室屋さんが商品開発した麩のお菓子「おやつ麩」をお土産にいただき、最終回に相応しい大満足の90分となりました。