ビジネス実務学科では「食の商品化と流通」の授業において、フード業界の第一線で活躍されている6名の外部講師をお招きし、業界の仕組みやテキストには載っていない現場ならではのエピソードなどをうかがう「流通業実務家講師講演」を行っています。
6月21日(月)の授業は、天狗中田本店 代表取締役社長 中田二郎 様にお越しいただき、「食肉が食卓に届くまで」「国産牛と能登牛」「食肉の評価基準」「国産牛肉と輸入牛肉」の4つのスライドを使って講演していただきました。
地元金沢の天狗中田本店は北陸随一の食肉総合メーカーであり、自社の加工工場の動画や食肉の評価判断画像など詳しい資料を基に丁寧な説明をしていただきました。
学生たちはこの「食の商品化と流通」の第1回の授業に「いのちの食べ方」というDVDを視聴し、屠畜、解体の映像から「いのちに感謝していただく」ということを実感しています。そのため、「食肉になる家畜のそれぞれの育て方や出荷のされ方があり、分離評価方式によってA5ランクなどと決まることなど、学びを深めることでありがたみを改めて感じた。」というような感想が寄せられました。
リーフレット
皆が大好きなお肉の詳しいお話に、あっという間に90分が過ぎ、感想の最後は「世界で有名な神戸ビーフが食べたい。」「輸入牛肉も安くておいしいが、やっぱり能登牛が食べたい。」となっていました。