4月10日(土)、1年生対象の「コミュニケーションセミナー」を開催しました。感染症対策として、クラスごとに開始時間をずらしながら、2コマ連続の講座を3回行いました。
1コマ目のテーマは「保育者の第一歩として、他者とつながる力を確認しよう」です。短大での授業が始まったばかりの、この時期に行うことに大きな意味があります。
①出会う、②知り合う、③わかちあう、それぞれの内容で、エンカウンターグループワークを行いました。
このセミナーは、初年次教育として位置づけられている科目「基礎教養(学びの発見)」の一環として行われています。「基礎教養(学びの発見)」では、受動的な学びを「主体的な学び」に転換できるよう、おもに「アクティブラーニング」の手法を使っていますが、このセミナーで「グループワーク」の基本的な考え方と「ブレーンストーミング」の手法についても体験しながら学びました。
入学直後の緊張感の中、学生は、徐々に仲間とのつながりができてくる体験を味わい、自分から少し心を開く勇気を持つことや、否定されず受けとめてもらうことの心地よさを実感できたようです。