12月7日から、1年生は10日間の「保育実習」に行きます。それに先立ち11月17日に「保育実習に向けての直前講演会」が行なわれました。
あさひこども園(白山市)から園長の森田祐子先生、保育教諭の北村也美先生、北澗さおり先生の3名をお迎えし、ご講話をいただきました。
今回は、感染症対策として1年生全員が大講義室と中講義室の2会場に分かれて密を避け、先生方には前半・後半で入れ替わりながら、2回話していただくというご無理に応じていただきました。
園長先生からは、「まずは遅ればせながらご入学おめでとうございます」と祝辞をいただき、保育者を目指す学生へのエールもいただきました。コロナ禍で夏休みに実施する予定だった3日間の「保育現場体験学習」もできず、子どもたちとかかわる機会も少なかった1年生に対し、子どもたちの姿がイメージできるように保育現場のお話を聞かせてくださいました。「目は口ほどにものをいう」ということわざの通り、マスクをしていても笑顔が大切であるという話には、大きく頷く学生の姿もありました。また、質問にも丁寧にお答えいただき、学生たちは実習に対する不安が軽減した様子でした。
北澗先生、北村先生は本学の卒業生でもあり、数年前のご自身の実習での経験や学びを詳しく話してくださいました。
現在、二人とも年長組の担任で、子どもたちの大好きな遊びの様子、かかわりの姿、こども園での仕事、実習に臨むために大切なことなどを話してくださいました。
どの先生方からも、挨拶や準備、体調管理などが大切であるとのお話しがあり、1年生は熱心にメモをとっていました。
「保育実習」に臨む姿勢として大事なことを、現職の、受け入れ先の先生方から伺うことができてとてもよかった、と感想を述べる学生が多くいました。
大変お忙しい中、一日の保育の後にご講演くださった3名の先生方、本当にありがとうございました。実習を受け入れくださった保育施設の皆さまにも感謝申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。