幼児教育学科では毎年11月に「実習報告会」を開催しています。2年生が「保育実習」「教育実習」で学んだことを振り返るとともに、1年生に伝える会です。例年なら2年生・1年生が一同に集まりますが、今年度は新型コロナウィルス感染症対策のため、2年生だけで「実習報告会」を行ない、1年生は収録した動画を各クラスで視聴する形としました。
11月5日、短期大学部棟大講義室で「実習報告会・2年生の部」が行われました。各クラスの代表が、クラスで話し合った内容も含め、実習中の事例などを発表しました。
「子ども一人ひとりとのかかわりの大切さ」「遊びの中から学ぶことの大切さ」など、学んだことを報告するとともに、自らの実習中のエピソードを紹介し、失敗から学んだことや、今後に生かしていきたいことなども話しました。
各クラスから数名ずつ、手遊びを紹介する場面もありました。年齢別に子どもたちの好んだ遊びや絵本の紹介、1年生の12月実習に合わせ、季節にちなんだ遊びなども発表しました。
最後に、初めて保育実習に行く1年生のために、2年生は各クラスで歌やメッセージを用意しており、声を揃えてエールを送りました。
1年生は各クラスで「実習報告会」の収録映像を視聴し、メモを取りながら耳を傾け、手遊びの場面では一緒に手を動かしました。
「初めての実習で様子がわからなかったが、とても分かりやすくて安心できた」「実習が楽しみになった」「先輩たちのエールが嬉しかった」などの感想がありました。 2年生は保育の仕事に向けて、1年生は保育実習に向けて、気持ちを新たにする機会になったようです。