■第3回 「今、問われる家族力」
《講師》
大学 看護学部 教授 永山 くに子
《開催日》
平成27年5月23日(土)
《概要》
日本では1990年代以降、少子高齢化や家族類型の変化に伴い従来の家族機能モデルが崩壊の危機にあることから、家族機能の見直しが急務となっています。
その背景には社会規範としてきた結婚の意義や子産み子育てさらに老親の介護を下支えてきた家族の自助努力つまり、「家族力」の衰退が考えられます。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 家族の有難さを感じました。現在78才ですが、前向きに1日でも元気に暮らしたいと願望します。
- 私たちの時代は、親や家族の世話で生活していましたが、これからは子ども達が少ない高齢社会になり、介護等不安に思います。社会の制度が良くなることを願っています。
- 今日はこのような機会に参加でき、家族のあり方を社会全体の動きを踏まえながら考えることができました。先生がおっしゃるように、家族のあり方、力を社会全体で考えていく必要があり、そのために自分は何ができるのかを考えていきたいです。