10月31日 9:00~14:30、滋賀から黄瀬重義先生をお招きしました。
ゆったりした時間と空間の中で夢中になって遊び、じっくりとお話も聴きました。
- 先生が提案したこと以外のことをしてもよい。「横道に逸れる」ことはとても大切なこと。
- 気分がのらなかったら、見ているだけでもよい。立ち歩いて友達の様子を見るのもよいこと。
- やらされているのではなく、自分からやってみようと思う「主体性」が大切。
≪指と手で版あそび≫
道具は手の延長。まずは手を使ってみる。指で体験するからこそ、次に優しく道具を使うことができる。
≪ローラーと粘土板で版あそび≫
何度でも、気軽に描いて、写して、ローラーを転がす。
≪ローラーとガムテープで版あそび≫
ガムテープをちぎること、ガムテープを貼ること、ローラーを転がすこと自体が楽しい。
≪白ボール紙にコラージュ≫
思うままに遊んだ紙をザクザクと無造作に切る。
白ボール紙に1枚貼って、時計回りにお隣・前の人に渡す。
繰り返す。
結果的に作品になっていく。
≪絵の具で道を描き、道と道をつなげながら並べる≫
≪感想より≫
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≪黄瀬先生からのメッセージ≫
学生さんたちの主体的に楽しさを見つけていく姿勢、すばらしかったです。同じ材料、同じ活動、誰でもできる活動から、どんどん自分なりの「やりたい」を見つけて広げ、深め、仲間と共有することが自然にできている。幼児教育の未来は明るいです。
「わたし」の活動は、気がつくと「わたしたち」の活動になっている、そんな心地よい時間に関わらせていただけて感謝です。