地域美術演習2020-松任編‐

2020.09.03 美術学科

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9月1日、美術学科1年生は『地域美術演習』という夏季集中授業に取り組みました。

美術の力を使って、地域の魅力を社会に伝えることが課題です。

今年は、金城大学短期大学部からほど近い、松任駅周辺を取材しました。

(マンガ・キャラクターコースは、地域美術演習の取材を宝達志水町で同日に行っています。)

日頃からよく知っているつもりの地元の地域を改めて訪ねてみると、意外な文化的魅力を発見できます。

今回、松任駅から歩いて行ける4つの施設を訪ねて松任の文化遺産に理解を深め、取材を行いました。

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聖興寺

女流俳人「加賀の千代女」ゆかりのお寺として知られています。

境内には、千代女の辞世の句を刻んだ「千代尼塚」や、国の有形文化財に指定されている「千代尼堂」や「草風庵」などがあり、千代女を偲ぶことができます。

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【千代女の里俳句館】

「朝顔や つるべとられて もらひ水」の句で知られる江戸時代の女流俳人・千代女(ちよじょ)の生誕地として、数々の作品をはじめ、直筆の掛軸や文台などを展示しています。

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【松任ふるさと館】(庭園)

千代女の里俳句館を外に出ると【松任ふるさと館】の庭園に繋がっています。
庭園丘陵の開けた場所には、この地の石の文化を伝える巨大な石板があります。

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【松任ふるさと館】(本館)

「ふるさと館」は明治・大正・昭和初期に金融・米穀・倉庫業等で活躍した、吉田茂平(よしだもへい)氏の私邸で、安吉町にあったものを大正元年に交通の要衝である現在のJR松任駅前に移築したもので、今は母屋と庭園部分が残っています。

昭和57年に市が譲り受け「ふるさと館」として開館し、平成13年には国の登録有形文化財に登録されました。
立派な梁や襖に囲炉裏、そして日本庭園が中庭から眺めることができるこの施設は、日本家屋の魅力を伝えています。

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【市民工房うるわし】

市民の皆さんが豊かな個性と感性を生かしながら、芸術鑑賞や創作活動を気軽に楽しめる5階建ての施設です。1階と2階は大きな展示ホール、3階も展示施設と市民工房、4階5階も市民工房や多目的施設として幅広い芸術活動創作活動が楽しめます。

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今後はこの取材を元に、各コースの特色を活かした作品を制作し、11月の地域美術演習成果展にて作品展示を行います。その時には、改めて紹介いたします。

 

 


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