今年度ラストとなる第4回デザイン・ビジネスコース公開オーディションが開催されました。
新型コロナウイルスの影響により1、2回はオンラインでの開催でしたが、3、4回目は対面で審査員の先生をお迎えすることができ直接講評をいただきました。
外部審査員として、アートディレクター、デザイナーとして県内外で活躍されている西田英一さん(skip design office)にお越しいただきました。ステイホーム中に自ら企業に提案した「ステイホームする企業ロゴ」のユーモアあふれるデザインを見せていただき、「こんな時だからこそデザイナーになにができるか?」という社会的責任を冒頭でお話しいただきました。西田さんのオフィスをお借りしデザイナーを営まれている卒業生も後輩の頑張りを見に来てくれました。
書道10段の学生による書の面白さを伝えるカレンダーのデザインや、境界線に使用することでイラストが完成するシールのデザイン、自分でデザインし染めた加賀友禅とスニーカブランドのコラボ商品企画、シャケのおにぎりをPRする「シャケにぎり教」による「シャケにぎり体操」を自ら踊ってプレゼンするなど体を張った提案もあり、場が盛り上がりました。
審査員からは、個性も確立され始め肩の力が抜けてクオリティも上がってきた。その反面きれいに無難にまとまった印象であったこと、もう一歩踏み込んで探求したりもっと人の意見を取り入れるなどより伝わる努力をしてほしい。学生時代にしかできない表現を爆発させてほしい。とエールが送られました。
後期はいよいよ集大成である卒業制作に向けて頑張ります!