11月15日、1週間前の「実習報告会」を受けて、1,2年生全員による「チュートリアル」が行なわれました。合計50日間の「保育実習Ⅰ(保育所および施設)」「教育実習(幼稚園)」「保育実習Ⅱ(保育所)」を全て終えた2年生は、保育現場に就職するための心構えと準備のため、1年生は12月2日から始まる「保育実習Ⅰ」に向けての心構えと準備のため、両者が小グループで語り合うことにより、自らの思いや考えを整理していくねらいがあります。
2年生のリーダーが進行し、自己紹介のあと、2年生は「実習報告会」で言い足りなかったことを補足したり、自作の教材を見せたりしました。
1年生は、事前に付箋に書いてきた「2年生に聞きたいこと」を質問し、2年生はそれに応えながらアドバイスをしました。
リーダーは全員が話せるように気配りし、一人ひとりが、聞く時は話している人の方を見ること、正しい言葉遣いを心がけること、大切なことはメモをとることなどを意識して話し合いました。
1年生からは、「失敗談なども含め、実習に関して2年生から具体的に聞くことができ、少し安心した」「早めに準備に取り掛かろうと思った」「体調管理の大切さを実感した」という声が多く聞かれました。2年生は、1年前に自分たちがとても不安だったことを思い出し、少しでも1年生が安心できるように親身になって伝えていました。「1年生にアドバイスしたことは、今の自分にも必要なことだと気づいた」という感想も聞かれ、1年生にとっても、2年生にとっても、とても有意義な時間になりました。