11月9日午前、「幼児教育学科 実習報告会」が行なわれました。合計50日間の「保育実習Ⅰ(保育所および施設)」「教育実習(幼稚園)」「保育実習Ⅱ(保育所)」を全て終えた2年生の代表12名が、各実習の報告をし、1年生、2年生、幼児教育学科教員全員で共有します。進行も学生がしています。
太田学科長の開会挨拶でスタートしました。
前半の「シンポジウムA」は保育所・幼稚園実習の部です。3クラスからの代表6名が、実習園、実習期間、実習内容、実習の総括・感想について報告し、クラスでの話し合いでまとめた絵本や手遊びの情報も1年生に伝えました。
後半の「シンポジウムB」は施設実習の部です。母子生活支援施設、乳児院、児童養護施設、障害福祉サービス事業所、医療型障害児入所施設での実習を報告しました。
2年生の代表12名は、実習園や実習施設の一日の流れを丁寧に説明し、1年生が少しでもイメージできるように具体的な例を挙げながら、時には失敗談もさらけ出し、実習で実感したことを生の言葉で伝えました。
また、「シンポジウムA」の最後には、各クラスごとに1年生に温かい応援のエールを贈りました。
このように、発表も司会進行も学生主体で行なうことが「自らの力で学ぶ」ことに繋がっていきます。1年生、2年生、教員がみんな一緒にひとつの場を共有し、大切なことが次へと伝わっていく「実習報告会」の在り方は、金城短大幼児教育学科の文化になりつつあります。