美術学科1年生を対象に小松市で合宿研修を行いました。
美術の力を使って、地域の魅力を社会に伝えることが課題です。
小松市の文化遺産、自然遺産への理解を深めることをテーマに、野外スケッチや取材を行いました。
初日はお昼に集合し、バスで那谷寺へ
巨大で幽玄な岩が圧巻です。
その後、滝ヶ原の石切場に向かいました。
現在も採掘が行われていますが、洞窟の奥深くまで見学できました。
中は少しひんやりしています。
石切場を後にし、周辺の散策。
石を使った橋が有名ですが、美しい川に入る学生も。
ホテルでは夕食後に全体で打ち合わせ。日本遺産の石の話や、美術学科の各コースでの課題について話し合いました。
2日目は今年5月にオープンしたばかりの九谷セラミック・ラボラトリーへ。
九谷焼の製造工程を知ったり、作家さんの作業を間近で見ることができました。
建築家:隈研吾さんの設計した建物もとても魅力的で刺激になりました。
小松の曳山を見学に、みよっさへ。
丁寧な解説と迫力ある展示でお祭りの魅力を垣間見ました。
昼食後は、小松市立博物館で「石」を中心に、小松に関する知識を得ました。
弥生時代に盛んに作られたといわれる碧玉などのジュエリーも小松独特のもの。
今後は取材を元に、各コースの特色を活かした作品を制作し、11月の地域美術演習成果展にて作品展示を行います。乞うご期待ください。