第6回 「子どもの安全について」
《講師》
大学 看護学部 准教授 堅田 智香子
《開催日》
2019年7月13日(土)
《概要》
小児の安全をテーマとして、日常生活において小児の危険な場所や物・危険な状況について図を用いて説明しました。小児においては成長発達の特性により、大人が考えている以上に危険な状況に陥る可能性があることが多いこと、さらに理解を深めるために色々な事故事例を用いて説明しました。最近、特にボタン電池の誤嚥事故が多いことから、電池からの放電の様子をハムとボタン電池を用い実験をしました。ハムの変化から危険な状況を理解することができました。また、家庭で出来る救急時の対応についてモデル人形を用いて実演し、理解を深めることができました。最後に周囲の大人が危険な場所や要因、遊び用具の正しい選択や与え方により、小児の安全を守り、成長発達を促す関わりが出来ることを強調し、講義は終了しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 2歳の孫守りをしています。いろいろ為になりました。
- 幼児を見守ることもあるので、参考になりました。
- 身のまわりに子どもたちにとってキケンが多くあり、家族の人の注意が必要だということがわかり、今後の生活に役立てたいと思います。