ビジネス実務学科で今年度から開講の「食の商品化と流通」では、フード業界の第一線で活躍されている6名の外部講師をお招きし、業界の仕組みやテキストには載っていない現場ならではのエピソードなどをうかがう「流通業実務家講師講演」を行っています。
第３回目は、石川のコーヒー普及の草分け的存在であり、県を代表するコーヒー豆販売業のダートコーヒー株式会社 代表取締役社長 水上慎太郎様にお越しいただきました。
世界中の産地から消費者に届くまでのコーヒー豆の流通、生豆からのブレンドや焙煎といった加工過程、コーヒー豆や一緒にいただくお菓子の商品化などについてお話しいただきました。
コーヒーパッケージのデザイン案65種類の中から「売れるパッケージを選ぶ」過程を疑似体験させていただき、どのデザインがどのような理由で決定されていったのか、非常に興味深いお話を伺うことができました。
とても分かりやすく楽しいお話に加え、朝一番に社長さんが自ら準備されたコーヒーを味わいながら、同社が商品開発された「和三盆金澤珈琲カステラ」や「金澤珈琲くりーむクッキーも試食させていただくというリラックスムードの講義に、今回も大満足の90分となりました。
※本授業の様子は、公式twitterにも掲載しています。