ビジネス実務学科で今年度から開講の「食の商品化と流通」では、フード業界の第一線で活躍されている6名の外部講師をお招きし、業界の仕組みやテキストには載っていない現場ならではのエピソードなどをうかがう「流通業実務家講師講演」を行っています。
第2回目は、丸果石川中央青果株式会社 常務取締役 岡嶋啓介様にお越しいただきました。
農家から消費者に届くまでの青果の流通、 そこに大問屋である卸売業者がどのように関わっているのか、青果ならではの卸売の意義や方法、青果の商品化、日本の農業の現状と問題点などについてご教授いただきました。
産地づくりを重要視される岡嶋様の食に対する熱い思いが伝わってきました。
講義の途中でキウイフルーツを使った「せり」の楽しいゲームを行い、いかに速くライバルを凌ぐ価格を出して競り勝つか、スリル満点の中卸業者の気分を疑似体験させていただきました。
とても分かりやすく楽しいお話に加え、同社のみが取り扱っている極甘プチトマト「 トマトダ」を試食したり、ゲームの賞品として自分たちが疑似売買したキウイをいただくなど、今回の講義も大満足の90分となりました。
※本授業の様子は、公式Twitterにも掲載しています。