5月17日午前中は、晴天に恵まれました。
この日は、美術学科1年生72名全員が、美術鑑賞授業として3つの美術館を訪ねました。
学校は、9時過ぎにバス2台と学校車1台に分乗して出発しました。
はじめに訪れた場所は、学校から白峰に向かい山沿いにある本学の美術館、金城学園白山美術館です。
現在開催中の本学美術学科卒業制作展選抜展を鑑賞しました。
これから自分の専攻するコースを決める1年生にとって、それぞれのコースの先輩たちの作品は、自身の進む道を見つける良い刺激になったようです。
美術館を出ると、隣接する場所には藤棚があり、ちょうどこの時期は美しい花々が咲き誇り、青空の下で鮮やかな色彩を輝かせていました。
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次に訪れたのは、松任駅近くにある美術文化施設「市民工房うるわし」で開催中の第75回現代美術展白山展です。
この展覧会は、今年4月に金沢21世紀美術館と石川県立美術館で開催された本展の巡回展で、洋画・日本画・彫刻・工芸・書・写真の6部門の主要作品と受賞作および白山市在住作家の作品、そして金城大学短大部教員作品が巡回しています。
学生からは、一つの分野でも作品制作には様々な表現方法があることがわかり、興味を持ったと感想を聞くことができました。
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最後に、松任駅横に建つ松任中川一政記念美術館を訪ねました。
中川一政の画業を紹介したこの美術館は、中川一政の父が金沢、母が松任(白山市)出身であることから縁があり、建てられた美術館です。
館内には、中川一政の生涯の画業が展示され、一生をかけた美術への熱い情熱と人生哲学がここから感じられました。
今回の美術館鑑賞授業は天気にも恵まれ、学生にとって大きな刺激と仲間同士の楽しい交流の機会となり、リフレッシュとなったようです。