4月13日(土)に、1年生対象の「コミュニケーションセミナー」を開催しました。
講師は専修大学の小峰直史先生、テーマは「保育者に求められるコミュニケーション能力とは何だろう ~はじめの一歩」です。
1週間前に一泊二日の「新入生合宿研修」を終え、短大での授業が始まったばかりのこの時期に行うことに大きな意味があります。
まだ関係が浅い新入生同士がワークショップをとおして関係をゆっくり紡いでいき、コミュニケーションが生まれる楽しさ・豊かさと、難しさを味わいます。
このセミナーは、初年次教育として位置づけられている科目「基礎教養(学びの発見)」の一環として行われています。「基礎教養(学びの発見)」では、受動的な学びを「主体的な学び」に転換できるよう、おもに「アクティブラーニング」の手法を使っていますが、このセミナーで「グループワーク」の基本的な考え方と「ブレーンストーミング」の手法についても体験しながら学びます。
「ブレーンストーミング」のルールのひとつは「批判厳禁!」。否定されないことにより安心して話すことができ、多様な思いや考えを聴き、受けとめ、共感や発見が生まれます。学生は、楽しみながら「一歩踏み出す勇気」を得たようでした。