平成30年度第9回FD・SD研修会
「美術学科主催研修会」開催報告

2019.03.28 共通

日時:平成31年2月26日(火)10:30~12:00
講師:美術学科 教授 権田 宜子
        准教授 新井 浩

自己点検・評価委員会でも準備をすすめている学修成果の可視化について、美術学科において導入の意義やすすめていきたいことを再確認しました。美術作品の評価はとかく主観的で感覚的な評価になりがちです。客観評価を行いにくい課題ではありますが、ルーブリックの活用を推進したいと考えています。これまでも数回に分けルーブリックの研修を受けて来ましたが、各教員がどの程度活用しているのか、これらの導入により効果はあったのかなど、授業におけるルーブリック評価の導入状況を報告しあい共有しました。

はじめに新井から、これまでFD研修の資料などをもとに、技能・知識・態度という教育評価の観点やパフォーマンスに基づく学修評価など概要について、改めて確認しました。次に新井、東田、権田の順で授業におけるルーブリックの活用について報告を行いました。

次に参加者から疑問点や導入事例について自由に発言してもらいディスカッションを行いました。ルーブリックを導入しているが、十分に機能していない点などが挙げられました。機能するルーブリックの活用のための知識がまだ不十分であり、また根気強いメンテナンスが必要だと感じています。

次年度に向けたこの時期に、授業評価について改めて学科で話し合い、考える場をもてたことは有意義でした。また、他学科の教員の意見を聞くことができ、とても視野の広がる会となりました。

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