幼児教育学科では、2年次に1年間「KINJO特化」として、保育現場とかかわりながら学びを深める場を持っています。愛情豊かな保育者になるために、実践力と専門性に富んだ保育者を目指し、4つの特化に分かれて学んできました。そして2月13日には、それぞれの特化で学生成果発表会を行いました。
「乳児保育」は、この一年に取り組んできた16の事例を発表しました。「言葉ではないかかわり」「意欲を引き出す環境」などテーマ別の発表を受け、会場の2年生ばかりでなく1年生からも質問があがり、子どもの内面を考える会となりました。
「障害児保育」では、“実践の場に身を置いて学ぶ”ことを大切に、学生たちは各種施設に伺い、現場の先生方と保育カンファレンスを重ねてきました。それらの研究をもとに、今回は「障害のある子どもとのコミュニケーション」をテーマに、22の事例発表をしました。
「音楽表現」は、ピアノ演奏発表会を行い、演奏した曲について研究をし、レポートをまとめました。また、先日のミュージックフェスティバルでのマーチング演奏、金城大学附属西南幼稚園との交流の様子等も写真展示し、さまざまな音楽表現に取り組んだことを振り返りました。
「美術表現」では充実した取り組みを「実践のまとめ第13号」として一冊にまとめました。この日は6つのプロジェクト別に発表する「ポスターセッション」と、「手づくり絵本展」が行われました。
どの特化も、学内だけでなく、地域の保育園、幼稚園、こども園、子育てひろば、施設などたくさんの現場で受け入れ、助言、指導いただき、ありがとうございました。
貴重な学びの機会を得ることができたことに感謝し、今後の保育に活かしていけますよう願っています。