美術学科では産業界ニーズの取組みの集大成として、白山ロータリークラブ様の企画のもと「千代女をキーワードにした新しい地域文化の創造」をテーマに、白山市松任地区のPRを目指し金城アートショップ」のアンテナショップ開店に向け始動しています。
2年生を中心に現代のニーズに即した新しい千代女のキャラクターの企画や、ビジュアルデザインを模索し、商品開発・プロモーション・店舗デザイン・物販に至るまで学生主導で行います。
千代女と言えば「朝顔や つるべとられて もらひ水」の句が特に有名でその繊細な感受性と人間性あふれる作風は今も多くの人々の心を引きつけています。
10月1日(水)には千代女に縁の深い聖興寺に伺い、住職の中野 素(まこと)さんの講話をお聞きしました。
江戸をいきいきと生きた女性俳人としてのお話には学生も感銘を受けた様子で、自分たちで調べて来た千代女のイメージとすこし違った方向性も見え、アイデアに幅が出来たようです。
施設見学「千代女の里俳句館」では、俳句の魅力を映像で体験出来るブースや、千代女直筆の掛け軸等が展示され、広く俳句の世界に親しむことが出来、商品企画へ意気込みを新たにしました。
このような外部取材や各自が行う取材、全体会議を通して金城アートショッププレゼンツ「加賀の千代女」ブランドを形にして行きます。