小松市との連携「わくわくサイエンス」

大学コンソーシアム石川事業のひとつ、地域課題研究に取り組んでいます。3年目です。

平成24年度は、小松市立第一保育所と共に、「自然体験・科学体験のなかで育つ子ども~わくわくサイエンス~」に取り組み、高い評価を受けました。
昨年、25年度は、矢田野第二保育所とタイアップして、統合児と健常児が「食にまつわる科学」を通して、「共に学ぶ」ことをテーマに取り組みました。、「マヨネーズづくり」「あぶり出し」等々、多彩なプログラムを配置しました。統合児の持つ素直な疑問・科学的な発見のすばらしさに、ゼミ仲間は大きな感動を受けました。

さて、今年は活動の3年目を迎えています。ゼミ生は20人程度ですが、連携保育園は、9園と増加しました。テーマは、“市民力・地域力を活かした幼児期教育の実践”《~こまつの持つ力を子どもたちへ~》と定め、学生のもつ力を地域活性化に反映させていこうと考えています。

今夏、8月18日、昨年お世話になった矢田野第二保育所に出かけ、子ども達と糸電話作りを、サイエンス(「科学体験」)の一コマとして楽しみました。

参加ゼミ学生の感想から
『(前段略)実際に完成したときは、私自身達成感がありました。子ども達の素敵な笑顔を見ることが出来たからです。どのようにしたらよく聞こえるか、その工夫や気づきを見守ってあげられたら良かったと思いました。気づくと言うことはとても大切なことだから、子ども達の声として取り上げてあげれるような雰囲気作りそして時間が必要だったと、私の気づきもありました。(後段略)』

9月12日には、安宅保育園の子ども達と一緒に、地域の方々のお力も借りて、安宅の海岸の海水を汲みあげ塩作りに挑戦しました。このニュースは、次回お知らせします。