4月に新年度を迎えたばかりのビジネス実務学科新2年生に対して、初めて「就活合宿」を実施しました。
日程は、4月5日(土)、6日(日)の2日間、白山青年の家に約90名の学生が参加しました。
短大生の就職活動は4月から最盛期となっていきますが、それを前に就職活動について具体的に学んでいく機会として行いました。
1年次後期のキャリアデザイン演習Ⅰで、履歴書の書き方、企業との連絡方法、身だしなみなど説明を受けていますが、実際に近い場面でそれらを体験することで、今後の活動に役立つ実践的スキルを修得していきます。
内容は、大きく2つのパートに分かれています。
1つ目は、就職活動で相手に好印象を与える「メイク」、「ヘアースタイル」から「身だしなみ」、「立ち居振る舞い」まで、外部講師が施す変化に驚きながらコツを学んでいきました。
これまであまりメイクなどに興味が無かった学生も、ちょっとした工夫で変わる雰囲気に驚きながら、楽しく参加していました。
2つ目は、実際の就職活動の体験です。
「志望動機」、「アピールポイント」を考えながら「履歴書」を作成
→企業の採用担当者に電話やメールで連絡
→1次試験(集団面接)
→最終試験(個人面接)の一連の流れを体験しました。
企業の採用担当者や面接官は、先生方が担当しましたが、学生も先生方も真剣な面持ちで取り組み、施設内にはピリピリとした雰囲気が流れるほどでした。
今回の研修を通して、一人ひとりの学生の顔にはいくらかの自信と満足感が出てきたように感じます。
今後は、この経験を糧にして、就職活動を学生自身が満足できるものにしていってほしいと思っています。