ベッドから車いすに座っていただく支援の演習
ダブルライセンスを目指すことで
視野が広がり、精神的にも成長
僕が学ぶ生活支援コースは、介護福祉士の国家資格の取得を目指すコースです。また、挑戦したい人は社会福祉士の国家資格も目指すことができ、僕もダブルライセンスの取得を目標に1年次から励んでいます。大学では1年次から学内で座学と実技の両方を学びますが、2年次からは学外実習が始まります。実習先は大学と提携している介護施設や老人ホームの中から、行きたい施設の希望を出せます。僕は特別養護老人ホームで3回の学外実習を経験しましたが、それぞれ施設のスタイル、規模、働いている職員の人数、利用者さんのタイプなども違っていました。僕はこの実習経験から、特別養護老人ホームの職員の人間関係や働きやすい職場環境づくりについて卒業論文のテーマに取り上げて研究を始めています。
介護の実習だけでも2年次から4年次にかけて合計4回あり、同時に社会福祉士の資格も目指す場合はソーシャルワーカー実習もあるので、ダブルライセンスを目指すのは結構大変ですが、社会福祉の勉強もしたことで視野が広がり、意識も変わってきたと感じています。ソーシャルワーカーの仕事にも興味を持つようになりましたし、介護の仕事に就いても社会福祉士の学びを活かしたいと思っています。
※教職課程は2022年度入学生を以って一部の免許種を取下げします。
2023年度以降の社会福祉学科で取得可能な教員免許状は「高等学校教諭1種(福祉)」のみとなり、「中学校教諭1種(社会)」、「高等学校教諭1種(社会)」、「特別支援学校教諭1種」の免許種は取得できません。