医療健康学部

理学療法学科

きめ細やかな支援体制で温かく、想像力のある理学療法士を育成。

担当教員が一人ひとりの学生に責任を持って接する少人数担当制を採用することにより、学生の思いに応じたきめ細やかな支援を実践しています。学生たちは教員との密なコミュニケーションを通じて物事の多様性に気づき、人間的な成長が得られます。また国家試験サポート体制が厚く、理学療法士国家試験合格率が高いのも特徴のひとつです。

4年間の学び

  1. 先輩や教員を手本にしながら理学療法士としての接し方を学ぶ。

    解剖学や生理学など、理学療法士としての基礎知識を学びます。充実したプレゼンテーションやディスカッションの時間を通して仲間と意見を交わし、協働学習を構築するとともに主体的に学ぶ姿勢を身につけます。地域支援実習で地域の様々な方と接することで、理学療法士としてのコミュニケーションを経験します。

    地域支援実習
    地域支援実習
    • ■ 解剖学
    • ■ 生理学
    • ■ 地域支援実習
    • ■ 基礎演習Ⅰ・Ⅱ
    • ■ 理学療法概論
  2. アクティブラーニングによって臨床現場に活きる経験を積む。

    基礎的な知識をもとに、理学療法士の専門的な検査測定の技術や知識を学びます。検査・測定実習、運動学実習などの実習を通した学びが増え、実技や実験を学生同士でアクティブラーニングによって学びます。総合臨床実習Ⅰ(通所・訪問)では、学外の施設で実習を行い、理解を深めます。

    検査・測定実習Ⅰ・Ⅱ
    検査・測定実習Ⅰ・Ⅱ
    • ■ 検査・測定実習Ⅰ・Ⅱ
    • ■ 運動学実習
    • ■ 物理療法学
    • ■ スポーツリハビリテーション
  3. 実践的な理学療法の知識を学び実際の現場での実践を体験。

    疾患別の理学療法の講義では専門的な疾患に関する理学療法の知識を学ぶとともに、基礎理学療法治療学Ⅱでは頻度の高い理学療法技術の実践が学べます。さらに総合臨床実習Ⅱ(評価)では、長期の学外実習に出て、リアルな理学療法に触れ学ぶことができます。

    客観的臨床能力評価(OSCE)
    客観的臨床能力評価(OSCE)
    • ■ 理学療法治療学Ⅰ(運動器)
    • ■ 総合臨床実習Ⅱ(評価)
    • ■ 基礎理学療法治療学Ⅱ
    • ■ 卒業研究ゼミⅠ
  4. 学外実習や国家試験対策など卒業後の進路を見越した学び。

    4年間の学びの集大成として総合臨床実習Ⅲでは、長期の学外実習を行い、理学療法の実践力を高めます。また後期からは理学療法士の国家試験合格に向けて教員のサポートのもと一人ひとりの状況に応じた細やかな指導が受けられます。国家試験対策講座も充実しており、40コマ以上の講座を受講することが可能です。

    国家試験対策講座
    国家試験対策講座
    • ■ 総合臨床実習Ⅲ
    • ■ 卒業研究ゼミⅡ
    • ■ 総合学習
    • ■ 国家試験対策講座

資格

取得できる資格・免許

理学療法士(国家試験受験資格)

社会福祉主事任用資格

取得を目指せる資格

福祉住環境コーディネーター

卒業後に取得を目指せる資格

ケアマネージャー(介護支援専門員)
※社会福祉士など一定期間以上福祉業務の実務経験が必要

主な活躍の場

  • 大学病院
  • 総合病院
  • リハビリテーション病院
  • 小児病院
  • 精神科病院
  • 診療所
  • 老人保健施設
  • 障害者福祉センター
    デイサービス

就職

在学生の声

プロスポーツや地域福祉など
多彩な経験を未来につなげたい

医療健康学部 理学療法学科 4年

田辺 翔大さん

石川県・金沢桜丘高等学校出身

5歳の時から打ち込んできた柔道では、何度も骨折や脱臼などの怪我を経験しましたが、その度に支えとなってくれたのが、病院で働く理学療法士の方でした。「スポーツ選手やリハビリテーションに頑張る人を支えたい」。いつしか僕もそう思い、この道を志しました。金城大学では、「悠遊健康サークル」に参加し、地域の高齢者の健康維持・改善に取り組む活動を行いました。キャンパスでの多彩な経験を、理学療法士として活躍する未来につなげていきたいです。

医療健康学部 理学療法学科 在学生

※在学する学年、および内容は令和4年度インタビュー当時のものです。